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話題の「ナチョステーブル」 本場ナチョスとの違いは!? (WRITER・あゆね)

2021/6/23 

¡Hola! ザ・アミーゴスのあゆねです!

第1回目は、ナチョスについてです!

前回の自己紹介で書いたように、私はメキシカンが大好きです。

最近SNSで “ナチョステーブル” というものが頻繁に「いいね!」されています。

そこで今回は、ナチョステーブルとメキシコやアメリカのナチョス、その違いについて書きたいと思います!

まず、最近日本で流行っている “ナチョステーブル” とは何か?

作り方はとっても簡単!

テーブルにアルミホイルを敷きます。

その上にトルティーヤチップス、牛ひき肉、キャベツ、トマト、チーズ、アボカドなどの具材を乗せて盛り付け。

文字通り、ナチョスのテーブル!!

そして、皆で食べよう!という、とっても豪快な一品です!

たくさんの仲間とパーティーをするときに一緒に食べたら、盛り上がること間違いなしなのです!

一方、メキシコのナチョスとはどういうものか知っていますか?

実はナチョスには珍しい起源があります!

メキシコのコアウイラ州にある小さな町ピエドラスネグラスで初めて作られました。

1943年にレストラン経営者のメキシコ人・イグナシオナチョアヤナが、町にいるアメリカ軍の奥さま達に軽食を振る舞う際、キッチンにあるもので作ったのが起源みたいです。

なんと、ナチョスはメキシコ人料理人が、アメリカ人のために作ったものだったのですね。

材料は、トルティーヤ、粉チーズ、ハラペーニョ(メキシコの青唐辛子)のみ!

とてもシンプルな料理だったそうです。

その後、アメリカ南西部で急速に人気がでました。

つまり、今私たちが知っているナチョスは、アメリカ・テキサスで人気が出た後に作られたものなんです!

ちなみに今日世界中で食べられているナチョスの本名はコレ!

「Tex-Mex(テックスメックス)ナチョス」です。

材料はトルティーヤチップス、牛ひき肉、ネギ、レタス、トマト、とうもろこし、インゲン豆、チェダーチーズ、コルビージャックチーズ ※ 、タコスソースが主に使われています。

お好みでガーリックパウダー、胡椒、サルサソース、サワークリームなどと一緒に食べるそうです!

私がアメリカで食べたナチョスは、メキシコ人料理人が作ってくれたものでした。

トルティーヤは自家製で、ワカモレや、ハラペーニョなどもトッピングされていてとてもおいしかったです!

メキシコ人は刺激が足りなかったら、ハラペーニョソースを追加でかけるみたいです!

緑色のドロドロした液体で、想像以上に辛かったです(笑)

今回はナチョスについて紹介しました。

地域によって違いがありとても面白いですよね!

是非ナチョステーブルをする際はメキシカンナチョスも、Tex-Me(テックスメックス)ナチョスもぜひ作ってみてください!

素敵なパーティーを楽しんでくださいね!

¡Hasta luego!



”参考: https://www.simplyrecipes.com/recipes/nachos/

※コルビージャックチーズ...白とオレンジ・2種類のチーズが、マーブル模様のように混ざりあった見た目もオシャレなチーズ。ミルキーで優しい香りの、クセのない味わいです。

 

更新日時:2021年6月23日 

WRITER : あゆね

編集:田中