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もっと知りたい!アルゼンチン産のお肉 WRITER : カレン

2022/9/7

牛肉の消費大国アルゼンチン。

アルゼンチンでの牛肉の1人あたりの消費量は、日本の約10倍にもなるそう!

以前にもお話ししました、アルゼンチンのおやつトルタフリータの回でもご紹介した、パンパ地域。

 

こちらも合わせて読んでみてね!

 

 

アルゼンチン南部の家庭的おやつ「トルタ・フリータ」作ってみよう! ←クリック

 

南米アルゼンチンに広がる草原地帯で放牧される牛たちは、牧草を食べて育っていきます。

 

 

そのため、脂身が少なく赤身多めの、旨味たっぷりの牛肉が出来上がるのです。

ちなみに、アルゼンチンの多くの地域で、牛はもちろんのこと、豚、羊も飼育されています。

  

ですが、日本で売られている肉はアメリカ産とオーストラリア産、そして多くは日本産ですよね。

 

日本でもたまに「アルゼンチンフェア」を見かけることがありますが、まだまだ少ないのが現状。

アルゼンチンからのお肉は主にヨーロッパや中国、他の中南米地域の国々に輸出されているのです。

 

アルゼンチンで有名なお肉料理は「アサード(Asado)」

スペイン語で、焼くという意味を持つこちらの言葉。

ザ・アミーゴス店内でも「アサードね!!」と、スタッフ同士で話している声がよく聞こえてきます。

アサードとは、大きなグリルで色々な種類のお肉を「大きな塊」で焼く伝統的なバーベキューのことです。

 

 

牛肉、鳥肉、ソーセージが主流で、彩り野菜もグリルに載せます。

じっくり炭の香りと共に焼き上げ、午前中から支度して午後の2時くらいに出来上がり!

 

 

ゆっくりした休日を家族で過ごすのが習慣です。

 

アルゼンチンではスーパーで見かけるお肉は塊肉。

量り売りが一般的です。

家で好きな大きさに切って調理し、食べることができます。

そのため、日本では当たり前に売られている、しゃぶしゃぶ用薄切り豚肉や細切れ牛肉など、パック詰めされた肉はほとんど見られません。

お店で切り出してもらったり、自分で好きな大きさに切るのも、使いやすく料理の幅も広がりそうですね。

 

アルゼンチンは広大な土地を持った、資源大国です。

 

 

アルゼンチンは、スペイン人による植民地化や、そこから独立運動や国の発展をしようと輸出に専念した歴史を持っています。

ヨーロッパ人の移民や現在のアメリカ合衆国との関係や、ラテンアメリカの他の国々との関係。

自給自足をしようとしても、ヨーロッパと米国への依存から抜け出せられない、など、様々な問題も抱えています。

 

アルゼンチンのお肉を食べることは、様々なことを知るきっかけになるかもしれませんね。

ザ・アミーゴスのお肉でBBQをしながら、アルゼンチンのアサードを思い描いてみるのはいかがでしょうか?

 

以上、現在アルゼンチンに滞在しているカレンがお送りいたしました。

 

それではまた!チャオチャオ!!

 

投稿:2022年9月7日

WRITER : カレン

編集:田中